2011年12月3日土曜日

平先生からのご依頼で緊急記事です、「交渉ごとで立場を逆転させる方法」 No.0320

平先生から、「交渉で立場を逆転する方法」をブログにアップしてほしい、とご依頼があったので、急きょ記事を投稿しますね。

*音声リンク切れておりました、復旧しました
 音声では実際の使い方などもお伝えしております!

X'mas無茶プレは前の投稿を見てね!

・・・


いろいろとあるのですが、
ひ「立場を逆転する」という観点からのお答えです。

少々、嫌らしい手です。
なので、この先も仲良くしたい相手には使わない方がいいですし、
この手を使うと「油断のならんヤツ」と思われます。

「確実に敵」という相手にしか使ってはいけません。

なので、ほとんど敵のいない私は、基本的に使いません。


そこ、気をつけてください。


・・・


立場を逆転する方法、名付けて
「カウンターアタック」とでも言いますか。

この様な順序で進めてください。
こちらの立場が弱いときでも使えます。


①こちら側にスキを作る

 交渉等で、のらりくらり、言葉の端々をとられない感じの
 弱々しい交渉をする。相手の油断を誘うわけです。

②相手はカサにかかってくる

 コイツは弱い相手(交渉の)コッチは何を言っても
 返して来れないと思いはじめます。

③すると、いつか相手はやりすぎる

 図に乗るわけですね。

④揚げ足を取る

 そこ、ちょっと違うだろう!と今までとは打って変わって
 鋭い論調を繰り出します。


コレで立場は逆転します。

すでに油断から揚げ足を出しているので、
正義がこちらにシフトします。

相手はいったん口に出しているので、
そこは替えられません。

結果、こちらに主導権が渡り、
以降の交渉は有利に進みます。


・・・


例えて言うなら、

ボクシングで、

①スキを作る

 相手の攻撃に反応できないフリをする。
 ちょっとした攻撃で効いたフリをして追い込ませる。
 (倒したいときにはよくある手です)

②相手はカサにかかってくる

 どんどん攻め込んできます。
 攻めるときは防御がおろそかになったり、
 大振りになるものです。

③すると、相手はやりすぎる

 コイツは返して来れない、と思うと、
 大降りなスキだらけの攻撃をしてきます。

④揚げ足を取る

 がら空きのアゴにカウンターパンチ一閃!

という流れです。

ボクシング漫画の主人公の必勝パターンですね。


・・・


コレで交渉時の立場は逆転します。

注意点は、

・こちらが揚げ足を出さない
・相手の揚げ足が出るまで我慢強く待つ
・揚げ足を取れない状態で交渉を終了させない
・相手の揚げ足を決して見逃さない(複数あっても可)

です。


・・・


何度も言いますが、
これは上策ではありません。

相手との関係はうまくは行きません。
お客様相手にもしこれを使ったら、あなたはお客様を失うでしょう。
仲間にこれを使ったら、あなたは仲間を失います。
友人、家族、この先も有効な関係を作りたい相手には
決して使ってはいけません。

論破して、嫌われる、というパターンに陥ります。

リングでは、相手は純然たる「敵」です。
交渉には、そう言うパターンもかなり存在します。

そのときだけにしてください。


詳しくは録音で効いてね。

交渉において立場を逆転させる方法


言い方も説明しています。



・・・



私がこういう話の中で一番言いたい事は、、、


交渉の中で一番の上策は、

「戦わずして軍門に下らせる事」

です。

交渉終了後、それまでの相手が
自分の強い味方になること。

私は常にこれのみを意識します。
揚げ足取りのカウンター戦法はまず使いません。


ただ、この方法、上策を施すには、

・人格的迫力と
・もとより持っている正義と
・相手のメリットと
・自分の揺るがない力

が必要です。

誰でも出来るものではありません。

でも、これを目指すのが最良です。


この記事を読まれた皆様も、ぜひ、こちらの「上策」、
名付けて“みんな私の味方になーる”戦法を使ってください。

ポイントは、

・関係者全員に、以前よりも大きなメリットがある「捌き」をする事
・正義がある事
・夢がある事

です。

録音の最後で詳しく説明しています。

私はこれが出来る人間でありたいと望んでいます。
人生をかけて。


でわー

追伸

X'mas無茶プレ(前の投稿)も見てね!

8 件のコメント:

  1. 廣田さま
    拝見させえ頂いております。
    ありがとうございます。

    音声のリンクが切れているようです。

    宜しくお願い致します。

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  2. 私もこの上策で百戦危うからずの境地に達することができるよう日々精進したいと思いました。
    会長、平先生、ありがとうございます。

    返信削除
  3. 藤崎さま、コメントありがとうございます!

    音声リンク復旧しました!申し訳ありませんでした!是非お聞き頂ければ幸いです!
    またぜひご指摘お願いいたします!

    返信削除
  4. kamaeさま、コメントありがとうございます!

    >この上策で

    はい、それが一番です!音声リンク復活しましたので、是非そちらもお聞きくださいませ!実際の使い方もお話ししています!
    また是非覗いてくださいね!

    返信削除
  5. 廣田社長お久しぶりです。

    この話を聞いたとき、
    「うわぁっ!自分がやられたら、
     やっつけられるっっっっっ!」でした。

    武器を奪われた時の攻撃力ダウンの話、
    なぜかわからない「流れ」が変わる話、
    最強のメソッド、仲間になる話、

    廣田社長の長年の経験からの話だと思うので、
    ビシバシ心で感じました!

    お題を投げて下さった平先生と、
    素早く答えて、私たちにもわかりやすく
    知らせて下さった廣田社長に感謝です!!

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  6. 矢部さま、コメントありがとうございます!

    >長年の経験

    ありがとうございます!なぜか人生の経験だけは無駄に多いので(笑)
    参考になったか分かりませんが、もし何かに役立てば幸いです!

    クリスマスムチャプレの方もよろしくお願いしますね!また是非覗いてくださいませ!

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  7. ちょぱたん2011年12月6日 20:33

    後半の部分が素晴らしくて何度も聞かせて頂きました!
    後半だけもっと膨らませて録ってほしいぐらいです(笑)

    僕はそれと契約はその時点での決断にすぎないので、
    交渉を一生やっていく覚悟というのを大切にしています。

    本当に素晴らしい音声ありがとうございます!

    あとリクエスなのですが、マーケティングの経験を積み、
    年商1億円まで達成して、これから事業を拡大するために
    一人では限界なので、一人(&外注)ビジネスから
    脱却が必要になった。
    今までほとんど自分で営業をやってきたので、
    人を雇うことに精神的な障壁があります。
    初めて人を雇い、人を育てる時の方針みたいなものを
    教えていただけたらとうれしいです!
    つまり年商1億から10億への道が教えて欲しいです!

    どうぞよろしくお願いします!

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  8. ちょぱたんさま、コメントありがとうございます!

    >後半の部分が

    ありがとうございます!そこが一番言いたいところです!拾ってくれてありがとうございます!
    交渉は勝ち負けではなく、「勝ちと勝ち」にできるのです!ウインウインという様な軽い意味ではないと思っています!

    >初めて人を雇い、人を育てる方針

    はい、年商一億から10億にする方法、是非お出ししましょう!少々お時間ください!

    是非また覗いてくださいね!

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