2011年12月8日木曜日

ニュースレターとお仏壇の横の綺麗なお花

グループ会社のひとつが忘年会です。
200名くらいの参加になります。

なので今日は仲間たちと飲んでます。
で、ちょっと話を聞いたのでシェアします。


・・・


ニュースレターはご存知ですよね。

ニュースレター(以下NL)とは、

・一度でもコンタクトをとってくださったお客様に対して
・有益な情報などを定期的に送り
・関係性を持続していただくか
・好意を持っていただくか

する為のものです。

神田先生がアメリカから取り入れ世に広め、
今ではNLを出していない企業は
ほぼないと言っても過言ではないものです。

私のグループの会社も、十数社、
ほとんど全てで各自のレターを出しています。



・・・



NLは、出せばいい、というものではありません。

お客様が見て、

・お、お得な情報だな、と思ってくださったり
・考え方に感動してくれたり
・喜んでくれたり
・楽しんでくれたり

してくれなければ意味がありません。

なので、ウチのNLは、
できれば「カンタンな週刊誌の書籍」レベルにしたい、
そう考えて頑張っています。



・・・



お得な情報あり、
涙あり、
笑いあり。

そして、毎回NLを楽しみにしてくれたらな、と思い、
各自スタッフが頑張って書いています。

そんな中でのお話です。



・・・



久保ちゃんのNL、「ぼくクボ」というのがあります。
これを毎月、5000部ほど定期的にお送りしています。

イベントなどでも「読んでますよ」「楽しみにしてますよ」と
お声を頂くそうです。

久保ちゃんはそんなに「書き物」が得意ではありません。

「もう締め切りですよ!早くしてくれないと!」

そう編集の女の子からせかされて、
いつも小林と相談しながら、一生懸命書いています。



・・・



そんなあるとき、会社に電話がありました。

「すみません、実は、うちはもう家を建てるつもりはないのです。
 でも、NLは送って欲しいのですが・・・」

というものです。


見学会に来てくださった方ですよね、
べつだん、送るのはかまわないのですが、
何かあったのですか?と質問する久保に、、、

先方さまはこうお答えされました。



「実は、娘がとても楽しみにしていたのです」



はい、ありがとうございます、でも、、、
「いた」というのは?



「実は、先日、娘が亡くなりまして・・・
 でも、とても楽しみにしていたので、
 これからも送ってほしいのです」



久保は言葉が出ませんでした。


聞くところによると、娘さまは
「いつか久保さんに建ててほしい」といって、
毎月NLを楽しみにしてくれていたそうです。

ファイルして、ためてくれてあったそうです。



・・・



以前、久保のNLの中で、封筒に花の種を入れ、
「咲いたら写真とって送ってくださいね」
というのがありました。


娘様は、その種を、鉢植えに植えて、
一生懸命育ててくれていたそうです。



「今度、写真を送ります、
 仏壇の横に、供えてあるんです。
 
 綺麗に、、、
 
 咲いてますよ」



・・・



その話を聞いた久保は、泣きじゃくっていたそうです。



「何としてでも、その娘様の家を建ててあげたかった。
 想いを遂げさせてあげたかった」



私が話を聞いた、今日もそう言って泣いていました。


彼にとって、契約がどうとか、仕事になるとかならないとか、
そんな事は関係ありません。


娘さまへの感謝の念と共に、
せっかく縁をもらって、わずかなりでも関わらせていただいて、
お役に立てなかった、そのことが悔しい。

自分自身が歯がゆかったのでしょう。



・・・



マーケティング業界では、お客様との関係性を・・・等と言って、
NLをやりましょう、と勧めます。

業者側から見ると、マーケティングの
ひとつの技術である、と捉えがちです。


確かに、NL自体は、一対多の媒体かもしれません。


でも、私たちは、お客様と常に一対一で
人間としておつきあいさせていただくべきだと思います。


それは、NLでも同じ。


このように楽しみにしてくださる方がいて、
期待してくれる人がいて・・・

その方々は、一人一人の人生があり、希望があり、
想いがあるのです。


常に一対一、全力投球。

私たちは、NLの中でも、そう考えて
筆をとらねばなりません。



・・・



久保の、NLを楽しみにしてくれていた娘さんへ。
本当にありがとう。


ご冥福をお祈りすると共に、
心より、感謝いたします。


今度、その綺麗に咲いた花を、、、

拝見しに伺わせてください。



・・・



楽しみにしてくれている人がいる。
待っててくれる人がいる。

仕事になるとかならないとか、
そんな事は関係ない。


喜んでくれる、それだけでいい。
楽しみに待っていてくれる、そんな人たちに、、、


うちの連中は、
その方々に、自分たちの想いを、、、
めいっぱい乗せて、、、
一生懸命、、、


今日もまた、NLを書くのでしょう。


ニュースレター。


これは、そのようなものでなくてはならない。
私はそう思います。


・・・


追伸


この記事を書いたのが昨日。

そして今日、
また少し新しい話を聞きました。


電話を下さったお客様は、、、

こう言って下さっていたそうです。


「久保さんからのレターを、
 娘はとても楽しみにしていました。
 
 届くとすぐに取りにいき、
 封を開けて、本当に楽しそうに読んでいました。


 家は建てないかもしれないけど、
 このまま送ってもらっていいですか?


 なぜなら、レターが来ると、、、

 まだ娘がそこにいるような気がして」



はい。


ありがとうございます、
ぜひともお届けさせていただきますとも。

娘さまは、私どもの大切なお客さまです。


この会社が存続する限りお届けしましょう。


ずっと、ずっと。

12 件のコメント:

  1. 廣田会長

    おはようございます。
    朝から涙してしまいました。

    仕事とは何をするためなんだろう・・・
    と今、真剣に考えています。

    もちろん、仕事とはお客様を幸せにすること
    が一番の目的なんでしょうけど、

    ついつい日常の業務の中で忘れてしまいがちになってしまいます。

    今日の話、手帳にメモしておきます。
    そして毎朝、必ず読み返します。

    ありがとうございます。

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  2. 厨子 浩二2011年12月8日 9:10

    廣田会長
    素晴らしいですね。うちももっとNLを磨かなければと痛感しています。たとえ一人でも楽しみにしてくれているお客様がいる限り・・・。
    追伸
    インフル予防のグッズはもうすぐ届きますか?楽しみにしています。

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  3. 宮崎さま、コメントありがとうございます!

    >ついつい日常の

    そうですね、お客様を幸せにする、とても大切な事です。でも、日常業務に追われてついぞ忘れがちです。一人一人のお客様を大切にして、「相手がこちらの事を考えていないときでも、こちらは相手(お客様)の事を考えている」それがお客様に伝わる、そんな会社でありたいですね!

    >毎朝、必ず読み返す

    素晴らしいです!そしてそんな人にこそ、仕事の依頼はくるのかな、そう思います!
    また是非覗いてくださいませ!

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  4. 厨子さま、コメントありがとうございます!

    >うちももっとNLを

    ありがとうございます!でも、厨子さんのところの快進撃は聞き及んでいますよ!ひとつひとつどんどん改良し、NLのみならず、全ての部分でどんどんレベルアップしていきましょう!必ず出来ます!なんと言っても今上昇気流の真っ最中!ガンガン登っていってくださいませ!

    >インフル予防

    すみません、今確認しました!なぜか戻ってきていたようで、2、3日中に佐川急便がお届けに伺うと思います!申し訳ありません!ちなみに、代引きを使わせてもらっておりますので、アドバンスマインドのプラットフォーム(代引き)でお送りさせていただきます!もしまた遅れるようなら是非お教えくださいませ!ご迷惑をおかけします!

    また是非覗いてくださいね!

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  5. ニュースレター書いてるけど、お客さんから全く反応がないと言っていた私の友人がいましたが、この話、読ませてやりたいです。
    本人が気づけばいいのですが・・・。
    3月の名古屋の講演で久保さんを拝見させていただきました。
    とにかく「すごい」の一言ですが、今日の記事、私も心に叩き込みます。

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  6. はんこ屋さま、コメントありがとうございます!

    >この話、読ませて


    ありがとうございます!あ、ぜひご紹介頂ければ読者さまがお一人増えるかも(^^)

    >本人が

    マーケティングをテクニックと捉えていると、どうしてもそうなりがちですね。ニュースレターは親しい人への手紙です。なおざりなものは出来ませんね。

    >久保さんを

    ありがとうございます!今度久保はは岐阜で頑張ります!またご報告しますね!是非また覗いてくださいませ!

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  7. まわりに人がいたため、
    こらえようと思いましたが
    トイレに入って泣を拭いて来ました。

    ニュースレターが
    どんなに威力があるものか、
    再認識したことに加えて、

    自分のニュースレターに
    思いと責任をのせたいと思いました。
    魂を込めると言いますか・・・。

    ルーチンワークになってしまっていましたが、
    今日の方々のように感じて下さるような
    ニュースレターを書いて行きたいと思います。

    聞かせて頂き、
    本当にありがとうございます。

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  8. 竹下さま、コメントありがとうございます!

    >トイレに

    そのようにお読みくださって、嬉しい限りです。ありがとうございます!

    >思いと責任

    はい、魂を込める。言うだけでなく、やる事をちゃんとやって、その上で最後のエッセンスに「魂」を込める。それが出来れば、そのレターは最強のものになるでしょう!是非そんな「お手紙」を書き続けてくださいませ!
    また是非覗いてくださいね!

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  9. 久保さんに家を建てていただくために、岐阜に転居しようかと考えています。

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  10. はんこ屋さま、コメントありがとうございます!

    >久保さんに

    あはは、転居までお考えくださりますか、ありがとうございます!是非お待ちしております(笑)

    また岐阜もご報告いたしますので、ぜひ覗いてくださいね!

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  11. すぐに印刷しまいました。

    ずーっと忘れていたんですが、今日のこの記事を読んで、思い出しましたことがあります。

    去年、ガンで余命僅か、身辺整理のため、うちとの契約を解除したいというお客様の対応をしたことがあります。

    そのときは、掛ける言葉が思いつかず、せめて、「問合せてよかったな~」と少しでも思っていただけるように、全力で対応することしかできませんでした。


    僕も含め、皆そうだと思いますが、多くは、生きている人のためのビジネスを考えます。未来がある人たちのためのビジネスを考えます。


    でも、今日この記事を読んで、この問いが頭をよぎりました。

    「この世を去っていく人たちのためのビジネスは何かないのか?」


    まあ、ビジネスという言葉を使うと薄っぺらく聞こえてしまうのですが

    余命僅かの人が、最後の時を幸福に過ごせる、そのためのビジネス・・・。もし、見つけられたら一生を捧げる価値があるかもしれません

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  12. 宮城さま、コメントありがとうございます!

    >すぐに印刷

    ありがとうございます!もしお役に立てたら幸いです!

    >少しでも思っていただけるように

    素晴らしいです、全力でご対応、本当に大切な事だと思います!悲しい事ですが、私たちが出来るのはそこに向けて全力で対応する事だけですね。

    >この世を

    はい、素晴らしい事だと思います。遺言の作成、または残されたひとたちに「遺す言葉」の作成など、何かあるかもしれませんね。
    そういったものがあればビジネスしてというよりライフワークとして一生を捧げるものになる事でしょう。ぜひ模索してくださいませ!
    また是非覗いてくださいませ!

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