2010年9月16日木曜日

50億円シリーズ② レバレッジ No.0043

こんにちは。

昨日の飲み屋のおねいさんから

「いい車とか乗ってても、
 吉野家とか食べてる人ってダメよねー」

と世間話をされてギクリとした廣田です。

さて、50億円企業なんてだれでも作れるシリーズ、
行ってみましょう。


・・・


どこからお話しするかいろいろ考えてみました。

サラリーマン時代か?
いいや、その前か?
それでは時間かかりすぎるので、特効薬がいいか?
経営者向けに行くか?


・・・


学びには、それぞれ段階があると思います。

スポーツでも、これから始めようとする人、
今すでに始めていて、もっと上を目指そうと思う人。

白帯は白帯の、黒帯は黒帯の、
気をつけるポイントはそれぞれ違います。

共通するポイントはあります。

でも、逆に言うと、「ひとこと」で言える教訓は、
誰にでも当てはまる代わりに、決してピンポイントではありません。

なので、ランダムに、注意するポイントを
並べていきたいと思います。

これは俺の段階だな、これは違うな、
と思ってお読みいただければと思います。


・・・


今日のテーマは、

「レバレッジ」。

50億に限らず、事業なり投資なり、
利益や売り上げを大きくしようと思うと、
レバレッジが必要になります。

レバレッジは、「てこ」のこと。

投資家は、手持ちのお金を増やすために、レバレッジを効かせます。

100円に1円の儲けがあるなら、100円を元手にお金を借りて
10倍にして勝負すれば、儲けも10倍になる、というものです。

勝った場合も、負けた場合も、幅は大きくなります。

私は、自分の事業に、このレバレッジをかけています。


・・・


ただ、少し違うのは、私は資金にレバを効かせているのではなく、
「人」にレバレッジを効かせているのです。

私一人の力なんて、タカが知れています。

私は、私自身の力不足を補うために、人を育てます。

イメージとしては、私のコピーをたくさん作る。
そんな感じです。

時間がたてばたつほど、私のコピーはどんどん刷られていきます。

後になるほど有利。

今の段階で、私よりも優秀な
私のコピーはすでに5~6枚刷られています。

でも、この先10年後、その枚数は
20枚を数えるようになっているでしょう。

その頃、私のグループは、50億どころか、
数倍の数字が可能になっていると思います。


・・・


今、20代の子たちには、

「俺みたいになれ」

「40代になる前に、年収1億円を超えろ」

といっています。

実際に、今の20代の子らの何人かは
それが実現するはずです。

それらがどんどん増殖する、さらに彼らのコピーを増やしていく。

これが私の思う、人間へのレバレッジの流れです。


ポイントは、、、


「人を育てることができる、そんな人を育てる」

ということです。

それによって、コピーは、永遠に「増殖」するのです。


・・・


人を育てるのが好き、というと、
なんかいい人みたいです。

耳触りもいいですし、なんかカッコ良くも聞こえます。

でも、私の考えていることは、、、


☆ そのほうが、絶対に、トクだということです。


物理的に、結果が大きいのです。

当たり前のことです。
ひとりでどれだけ頑張っても、人間の力はわずかです。

チームに勝てるわけがありません。

一部の天才は別でしょう。
そんな人間ではないと自覚している私は
この方法をとっているということなのです。


・・・


どうすると自分のコピーが作れるか?
それは簡単です。

自分のあるいてきた道を歩ませればいいのです。
無駄を極限まで省いて。

私のあるいてきた道は次の流れです。

①従業員時代にハードワークでスキルを上げる

②作る、そして売るを知る(この段階で独立できる)

③マネジメント、指導方法を学ぶ

④最小単位で事業を起こす

⑤箱に合わせて大きくする

⑥人に任せ、新規複数の事業展開をする


これを若い子らにも全てステップ分けにして
踏ませていくのです。


・・・


あなたも、今までに自分が培ってきた経験を時系列に並べて、
整理してみてください。

それをどんどん後進に伝えて行ってください。

もし、人にレバを効かせたかったら、後進を育て、
かれら育った人間に事業を任せて行ってください。

あなたは体が空き、
以前よりさらに増えた

・資金
・人的財産
・経験

をつかい、さらなる事業を増やしていけるはずです。


・・・


ウチの場合、私がやってきたときよりも、
もっと最短ルートを取らせます。

なので、7年あれば、独立し、事業を興せる、
つまり④のレベルには持っていけるのです。

昨日まで何も知らなかった、学生上がりのぼくちゃんですら。

つまり、こういうことです。

ウチのグループは、時間がたてばたつほど、
どんどんどんどん、強くなっていく、ということなのです。


私や、私の直属のグループリーダーたち、
ナンバー2の小林、ナンバー3の寺田父ちゃん、久保ちゃんら
そこそこ年寄りであるわれわれが死んだあとも、
組織はさらに強くなって、続いていくことでしょう。


これが、私のビジョン、考え方です。


・・・


事業は後進に譲る。

この方法は私のオリジナル、得意技です。
他の人に合うか合わないかは知りません。

しかし、私はこのほうが、ひとり占めするよりも
物理的に、数字的に、効果が高いと思っています。


つまり、こういうことです。



「儲けたければ、会社は社員にあげなさい」



ということです。

このタイトルで今回の本の8章に
方法を詳しく書きました。

む、結局、本の宣伝か?
すいません、ご愛敬でお許しください・・・


・・・


録音ないのもさみしいので、
フナ対談を一つ。

今どの段階の人でも、通用する、

「正しい努力の方法」をお伝えしましょう。

私が実際に各社にやらせている、育て方のポイントが出てきています。

空手の道場が参考です。
無駄な努力をしたくない、でも、何から始めていいかわからない、
どんな段階の人でも、使える具体的な方法です。

単純過ぎて、拍子抜けするかもしれません。

絶対に間違いない、正しい努力の方法(約10分)


・・・


次のテーマは、「理想のナンバー2を作る」です。

私の成功の全ての要因は、
日本一のナンバー2を持ったことです。

小林といいます。

私の成功は、彼を持ったことで
決まっていたといっても過言ではないでしょう。

そういう、理想のナンバー2を手に入れる方法を本人に聞きました。
それをお送りしましょう。

ずいぶん長くなったので、今日はこの辺で。

8 件のコメント:

  1. 廣田先生、こんばんは。

    今回も参考になりました。やはり成功している1年先輩を見るということですね。ネットビジネスだと小学生が大学生の真似をしようとして結果が出せない場合がほとんどですよね。

    最初は月に10万稼げるようになる。月に1000万稼ぐ人の真似は出来ない。という僕の実感は確信に変わりました。

    非常にためになりました。ありがとうございます!

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  2. nodahajimeさま、いつもありがとうございます!

    そうですね、近い先輩のほうが「真似しやすい」のですよね!

    また、空手とかと違い、ビジネスは旬があります。3年もすると、マーケティングがガラリと変わっていることが多いのです。

    なので、直近の実例こそが、参考として最適ということです!

    ぜひ頑張ってくださいませ!

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  3. こんにちは 廣田先生


    なるほどなお話です。


    自分の業種に当てはめて、見本にできる人が今のところ見当たりません。(悲)

    これは自分がちゃんと見ていないということでしょうね・・・


    どうだろう?と考えてしまいますが、目ん玉かっぽじって自分の周りを見てみます。


    焦っちゃいますが、大きすぎる目標にいきなり向かわないで、自分がいけそうな目標を目指し、そこからまた次の目標へ階段を作ってみました!


    こんな馬鹿でも分かる分かりやすいお話を、ありがとうございます。

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  4. 直希さまコメントありがとうございます!

    >大きすぎる目標にいきなり向かわないで、

    その通りですね!戦うのは今このラウンド。それが終われば、次のラウンド。決して次の試合ではないし、来るべきタイトルマッチでもありません!

    今このラウンドを精いっぱい戦いましょう!

    >見本になる人がいない

    この場合は、多少労力が必要ですし、精査も必要になってしまいます!

    キックボクシングで見本になる人がいなければ、パンチはボクシングのジム、蹴りはテコンドーなり空手なり、と分けてしまわなければいけなくなりますね!スキルアップについてはこんな感じです。

    また、全体のモデリングとしての見本については、同じ業種にいなければ、他業種で似た「成功の過程」を踏みそうな人をモデリングしてみましょう。

    業種は違えど、考えは同じ、ということです。
    ただ、そのまままねるのではないので、融合の力と時間がかかります。

    平先生は、見本がいませんでした。ブレイクの原因になったチラシは、旅行会社のパンフが参考になっています。

    あと、本当にいないかどうかは、もう一度探してみてください!気にしていると見えてくることもあるものです!

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  5. こんばんは 廣田先生


    ありがたいコメント、とても嬉しいです!!


    >全体のモデリングとしての見本については、同じ業種にいなければ、他業種で似た「成功の過程」を踏みそうな人をモデリングしてみましょう。


    ほんとにその通りですね、僕は商品を売っていきたいので業界内だけではなく他業種にも目を向けてみます。


    実戦の中で経験されてきた事を、いろいろ教えていただいて本当に助かります。


    気合だけではどうにもならないし、憧れている人に意見をいただいて、励みになります。


    若い子達だけではなく、オイラ達にも希望がもてますよ!


    お忙しい中、いつもありがとうございます。

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  6. 直希さま、コメントありがとうございます!

    >他業種にも目を向けてみます

    そうですね!他業種からのアイデア輸入は大成功の可能性を大きく含みます!

    今いるところから頑張る。

    私たちは常にそれしかできません!

    頑張ってくださいませ!

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  7. 廣田先生、こんにちは!

    いい車乗ってて吉野家いく方、親近感もてて大歓迎♪
    むしろ、そんな方と一緒に吉野家行けるなら、
    素の姿がみれてなお嬉しと思いますけど(笑)

    さて、
    今すぐに実行に移せるアドバイス誠にありがとうございます!

    私は会社に属しているわけではないので、
    私のすぐ前を歩いてる方(見習いたいと思える方)を
    探すところからのスタートとなりますが、
    確実にステップアップできると思うと今からわくわくです!

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  8. 匿名様、ありがとうございます! 

    >素の姿がみれてなお嬉しと

    ありがとうございます!吉野家の特盛りを2杯続けて食べる、養豚場にいるべき生き物が見られて興味深いかもしれません!!

    >探すところからのスタート

    大変ですね。
    身近にいると楽なのですが。

    でも、その場から歩いて行くのは皆同じ。

    意識していれば勝手に見つかるものです!

    あせらず、急いで、正確に。ゆるゆる行きましょう!

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